家を買う前に決めた5つの家選び基準

 

 

家を買うときの基準は人それぞれだと思います。

 

僕らの場合は、以下の5つでした。

 

①静かなエリアであること

 

現在住んでいる家は隣家が近く、隣の裏庭とうちの窓は薄い木塀を挟んで数mほどしか離れていません。

 

そんな至近距離で前の住人は大音量で音楽をかけるため騒音に悩まされました。

 

尋常ではない音量に耐えきれなくなった時点でノイズコントロール(騒音の相談窓口)に連絡。

 

さらに管理会社(うちと同じなので)にも連絡して対応してもらうよう依頼しました。

 

隣人は以前の家でも同様のクレームを受けており、悪質ということで退去させられることになりました。

 

ほっとしたところで次の入居者が決まります。

 

4人の子供さんがいる若いファミリーです。

 

子供たちは幼稚園から小学校低学年で、遊ぶときは全力です。

 

ゴム製のラグビーボールやテニスボールなど様々な遊び道具がうちの敷地に飛んでくるのは日常茶飯事。

 

子供4人が同時にトランポリンで飛び跳ねているときは興奮度マックスです。

 

なんならお父さんも一番小さな子供を抱きながらトランポリン。

 

元気が何よりです...

 

しかし、中年と呼ばれる年齢になった今、静かで穏やかな環境で過ごしたい、という心の声を抑えることができません。

 

これが一つ目の条件となりました。

 

②プライバシーが保てること

 

これも①と近い理由です。

 

隣の家はうちよりも少し高い位置に建っています。

 

塀があっても隣家からうちの様子は丸見えで、レースのカーテンを開けることはありません。

 

また、庭へ出て家庭菜園をやっていると子供たちが、

 

「何やってんのー?」

 

外出するときは、

 

「どこ行くのー?」

 

帰ってくると、

 

「どこ行ってたのー?」

 

かわいい子供たちなので話しかけられて嫌とは思わないのですが、毎回だと...

 

プライバシーが欲しい。これが二番目の条件となりました。

 

③ある程度広い庭があること

 

新型コロナでロックダウンがあったとき、庭があってつくづくよかったと感じました。

 

また物価が上がったことへの対策として家庭菜園で野菜作りを始めたら意外と楽しい。

 

広い庭があればもっとたくさん作れる...

 

また今の家にはレモン、フィジョアキウイフルーツ、プラムとなりものの木があり、果物も楽しめます。

 

自分の庭で果物も育てたい。

 

広めの庭が三つめの条件となりました。

 

④価格が予算内であること

 

これは一番目に持ってくるべきの条件でしたが当たり前なので4つ目にしました。

 

⑤3ベッドでフルサイトの家であること

 

住むのは僕と妻だけなので必ずしも3ベッドである必要はありません。

 

しかし、一般的に2ベッドより3ベッドの方が人気があり、将来的に賃貸にする場合や売却する場合に有利です。

 

また土地はクロスリースよりフリーホールドの方が価値が高くなりやすいことはこれまでの経験で実感していました。

 

以前も書きましたが、ニュージーランドの住宅価値は右肩上がりで上昇を続けています。

 

家を持っているだけで将来に備えた貯蓄ができる、といっても過言ではありません。

 

金利で住宅需要が減ったため、住宅価格は2年前のピーク時からかなり下がっています。

 

こんな機会は滅多になく、広い土地付きの3ベッドを変えるのは今だけかもしれません。

 

自宅ではありますが、投資家目線でも理にかなった家というのが最後の条件です。

 

以上、様々な条件をつけたものの、そんな物件がすぐに見つかるのだろうか、という思いもありました。

 

幸い、数件のオープンホームをこなしたときに条件に見合った家が見つかり、数日後にはオファー。

 

次の週には購入契約を結ぶことができました。

 

オープンホームに行く数ヶ月前から事前リサーチをしていたことも役に立ったと思います。

 

何はともあれ希望条件に合った家を見つけられたのは大変ラッキーでした。